手段と目的





バイクに限らずミニに於いても足弄りを趣味としている私。

ここは何クリックだとか空気圧がどうこうと試してみるわけですがいつものお山でのある限られた部分にフォーカスし、それが達成されるか否かで満足もすれば逆にストレスさえ感じてしまうことが多々あります。

最近になって「バイクの楽しさって何だろう?」と考える事が増えてきました。


ただ単に天気の良い日にバイクに乗ってお山を流すだけでこの上無く楽しいはずなのに、ある一部分に固執してしまうがためにそれ以外の過程は全く楽しめていない…


何に楽しみを感じ、どう満足感を得たいか?


どうやら最近は「手段と目的」を履き違えてしまっている様なのです。


足弄りはあくまで「手段」であって、バイクの運転が上手くなりたいとかバイクを楽しみたいという「目的」を達成するための手助けとなるものなのに、何時しかそれ自体が「目的」になっていたなと。


足弄りって基本のディメンジョンが決まってしまえばそのバイクの特性は決まり、後のダンパー調整はあくまで味付けの違いを出すだけのものだと考えるとなんだかスッと腑に落ちました。


さて、それを踏まえた上で今日も足弄りですw


前回から自然なリアステアを実現すべくセッティングを変えたわけですが、もう少し手を加えます。

F突き出し:-3mm
Fプリ:8mm 
F REB: 12クリック
F COMP: 12クリック
F空気圧:2.3

Rプリ:-5mm
R REV: 25クリック
R COMP: 1クリック
R空気圧:2.4

軽快に流す事を目的としたセッティングですがこれまでの頭下がり状態からだいぶ改善しました。
Fプリはやや掛け過ぎでストローク感が減ってしまいましたが下りでのフロントのしっかり感とのバランスが考えどころです。

リアをチョイ下げしたのは大正解でアンチスクワットが減った為かアクセルオンでのドアンダーが無くなり、しっかり開けられる様になりました。

おまけで進入時にどうしてもイン側のハンドルに入力してしまう悪い癖を改善すべくハンドルの絞りをちょっと緩めたんですがこれがまた効いてます。

ディメンジョンを変え、「ハンドルに手は添えるだけ、後はリアステア」を意識することでずっと良くなりました。


正直、これまでで一番楽しかったかも。


後半ペースも上がってきた所で少しだけダンパーで味付けを変えるとしっとりと落ち着きのある動きになり「高いダンパーに乗ってるな~」感を味わいました。



って、結局足フェチなのかもしれません。。。

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