恥ずかしながらちゃんと理解しておりませんでした。
タイヤのサイドにマーキングされている赤点と黄点。
私が普段扱う業種のタイヤには赤点しかなく、これをバルブ位置に合わせています。
なのでてっきり赤点が軽点だとばかり思い込んでいたのですが、実は黄色が正解なんですね。
では赤点はというとユニフォミティマークと言ってタイヤの外径が最大のところだそうです。
これをホイールの白または青点(ホイールの最小径)と合わせることで真円度を上げる事が出来るとの事。
確かに新車装着タイヤを見てみるとそうなっています。
バランスはウエイトで取れますから真円を目指して組む方が余計な振動を減らせる訳です。
勉強になりました。
一方で今回もチョイスしたミシュランタイヤ。
早速組み込もうと思ったら赤も黄色もマーキングがありません(汗
メーカー曰く重量も真円度も問題ない範囲で作られているとの事。
でもやっぱり気になりますよね。 せっかく組むんですから。
簡易測定ではありますがタイヤ単体でのバランスを探ってみました。
その結果フロントは各部で5g程度の差。 予想よりも誤差は少なかったです。
そんな中でも全体的に軽そうな位置を選びました。
続いてリア。
後から考えればサポートの仕方が良くなかったので絶対値は気にしないで頂きたいのですが、
やはりこのサイズになると重量差はありました。
事前に見ておいたホイールの最も重い点に合わせて組み込みます。
コンプレッサーでビード上げを行ったのですが、180タイヤは隙間が大きくなかなか上がりません。
何度か試行錯誤した後、タイヤを立てて上から体重掛けて潰すとタイヤが広がってビード部が軽く噛みます。
これを1周行ってからエアを入れると簡単に上がりました。
これだけ策を練っただけあってエア漏れも無し。 何よりそれが一番嬉しい。
バランス取りはフロント15g、リア30gで収まりました。
スポーク張りとタイヤの重量測定でもっと詰められそうですが、素人作業ではまずまずなのではないかと。
やっとタイヤが組み上がりましたが、これまでの出費を振り返ると結構な額になりました。
これならもうちょっと頑張って新品ホイールを… なんて思っちゃいますが一連の作業で得られたものはプライスレスですね。
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