前回、コーナリング中でフロントが下がり過ぎる印象だった為プリロードを増しました。
しかし、フロントに入れたFGK204は私にとってはどうもバネレートが高すぎる印象です。

取り付け時にバネレートを見忘れたというのが 大きな失敗なのですが、少しでもバネを柔らかく使いたいのでプリロードを減らし、その分突き出しを減らして純正の値としました。

っとフロントを弄る事になったわけですが、実はその前にリアのセッティングも変えていました。
リアに入れているDU707も標準設定ではやや固めの印象でしたのでプリロードを抜いていましたが、いろいろ弄っている内に底付きしやすいややリア下がりな状態になっていました。

実は最近になって私の体重ではプリロードを抜いていっても1Gから乗車1Gまでのストロークはほとんど変わらない事が分かりました。
ならばと、1度標準の値までプリロードを戻すことにしたのです。
リアがカチ上がり、いかにも攻撃的なポジションですのでやはり2周くらいは抜いた方が良いのではと思います。
そんな経緯があり、フロントリア共にほぼ標準の値にリセットしてみたのでこれで試乗です。
前回の通りタイヤは終わってますので箱根ではなく宮が瀬辺りをモモヘルとファブリックジャケットで流します。

ダラダラとしたスピードでリアタイヤの接地点-クランクシャフト-ステムへと伸びるロール軸を意識しながらアクションを起こすと小さい動きでも軽く、素早く動くところがあります。
減ったタイヤにいつもより低い空気圧、強めの減衰等々この状態でこんなに軽く乗れるものなんだと正直驚いてしまいます。

バイクと自分の重心を意識しながら進入時の脱力や、前乗り後ろ乗り、イン側ハンドルの保舵力とロールとの関係を探りつつ、上手く決まると非常に心地よく走ることが出来ます。
無理して緊張しながら乗るのではなく、リアステアを意識しながらバイクの本来の動きを引き出そうとする乗り方がバイクとの上手い付き合い方なのだと思います。
そういう意味で得るものが多い1日でした。
-memo-
フロント
空気圧 2.0
突き出し 25→20mm
プリロード 最弱
リバウンド 9段戻し
コンプ 12段戻し(宮が瀬だと15段戻し)
リア
空気圧 2.0
プリロード 4周抜き→標準
リバウンド 15段戻し
コンプ 1段戻し
ご覧頂きありがとうございます。
楽しんで頂ければ幸いです。
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