我がDUCATI SPORT1000SのフロントフォークにはOHLINSのカートリッジキットFGK204が入っています。
各種調整機構が使える様になり色々と弄りながら楽しんでいたのですが、基本的な味付けとしてスプリングが硬く、残ストロークが40㎜近くあります。(純正の時は残15㎜くらいまで行っていた)
また、縮んでからの反発も強く、ブレーキOFFでヒョコっとフロントが伸びフロントタイヤからのインフォメーションが希薄でした。
その為空気圧を変えても乗り方を変えてもフロントタイヤを感じることが難しかったのですが、そういうバイクなのだと思っていました。
少しでも改善するべくフロントフォークのオイル交換のついでに油面を下げる方向で調整します。
汚い。。
参考としてDRAIN量を記録しましたがREB側で340ml、COMP側で400mlでした。
交換するオイルはMOTULで、粘度は純正指定の7.5W。
ここまでは順調に進んでいたのですが、DRAIN量を参考に新しいOILを注ぐと油面が異常に高い値となりました。
400ml入っていたCOMP側ではなんと38mm!?
スプリング入れたら溢れちゃいそうですけど、、なんで??
このキットは某ディーラーで組んでもらった際に「基準値に合わせました」と仰っていたのですがキットの160mmでもなければSPORT1000S指定の104mmでもありません。
注いだ量も左右で大きく異なり、一体何に合わせたのやら。。。
一先ず、FGK204基準の160mmに合わせました。
これまでとは大幅に油面が下がりますが果たして。
走り出して直ぐの印象は「めっちゃフロント感じるじゃん!」でした。
車体を左右に振るとアマリングの段差の乗り越えやその先のグリップ感まで手に取る様に分かります。
またブレーキリリースで強く反発していた挙動も無くなりフロントの沈み具合もちょうど良く、荷重も増したのかタイヤの手ごたえがググっと伝わってきます。
あぁ、こんなにグリップしていたなんて、、、
もっと早く変えれば良かったよ。
と言うか交換工賃と今まで悩んでいた時間を返して欲しい。。
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